カーナビを使っているつもりが実は脳の退化を すすめていたのかも?

目安時間:約 9分

みなさんの車にはカーナビは

ついてますか?

カーナビが無いと道に迷った時

どうするの?

なんて。聞こえそうですが、、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Japanese woman sitting in a car

 

最近の車はカーナビ純正、または

オプション装着が当たり前ですね。

 

 

ほとんどの方は新車時に装着されて

いるようです。

 

10年以上前は、カーナビ購入は

オートバックスやイエローハットなどで

店員さんの説明を聞き、何か便利そうと

思い装着を決めてました。

 

 

車の運転では、スピードメーターと

同様にカーナビをよく見ます。

 

 

皆さんはカーナビをどれくらい

利用されますか?

 

アンケート目的ではないので軽く

想像して下さい。

 

 

普段の運転で思い出して頂くと

良いです。

 

 

私の場合、近距離はセットしません。

 

 

どんな時にカーナビを使うのかと言えば?

初めて行く場所、あるいは目的地到着が

決められている場合には、まず使います。

 

 

旅行では途中のルートを見ておけるので

寄り道チェックにも便利です。

 

 

後、渋滞情報なども表示されるので

渋滞回避にも役立ちます。

 

 

そもそもカーナビは何時頃から発売

されたかご存じですか?

 

 

調べると、発売したのはホンダ!

しかも1981年。今から40年前に発売

されていました。

 

 

しかも当時は液晶がなく、小型ブラウン管で

「ホンダ・エレクトロジャイロケータ」

と立派な名称でした。

 

 

その仕組みは地図が描かれたシートを本体の

下から差し込む儀式からスタートします。

 

 

自分の住所の地図を買って、それを

小型ブラウン管に映し出す。

 

 

つまり地図に車を合わせなければ

モニターできない超アナログな

代物だった。

 

シニアの方はOHPフィルム(シート)

のご記憶はありませんか?

 

 

そのシートをジャイロケータの下部に

差し込んで使われてました。

 

 

オーディオメーカーでもないホンダが

ナビゲーションシステムの原型を作って

いたとは、いかにもホンダです。

 

 

それから9年後の1990年に世界初の

GPSカーナビが登場しました。

 

 

最初の車は ユーノス コスモ でマツダ

と三菱電機の協業で生まれました。

 

 

そして同年、日本初の市販GPSカーナビ

としてパイオニアからカロッツェリアが

発売されたのです。

 

 

この時のキャッチコピーは「道は星に聞く」

でした。

 

 

GPSの構造は高度2万1千キロ上空の

衛星と車との時間差を計算して

現在地を表示しています。

 

 

カーナビは1991年に「ルートガイド」、

1992年には「音声ガイド」が登場。

より運転に専念できるようになりました。

 

 

それでも膨大な地図データの収録には

CD-ROMを使い、地図の範囲が増えれば

CD枚数も増えCDチェンジャーまで活用

しました。

 

 

この頃は、CD全盛期なんです。

 

 

その後CDの7倍のデータを記録できる

DVD-ROMに変わりCD-ROMは役目を

終えました。

 

 

カーナビの変化はHDD(ハードディスク)

SDカード、SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)

へ進化しました。

 

 

現在、カーナビはコネクテットナビとして

通信機能が標準化しています。

 

 

その結果スマホがカーナビとして使われて

きました。

 

 

便利すぎるカーナビですが、それを全く

使わず目的地に到着する人もいます。

 

 

例えば現在70代後半になる義母がそうです。

 

 

彼女は3年ほど前に購入したアクアに

乗っています。カーナビも装着しています。

 

 

しかし、ナビを使わずに毎回15kmも離れた

私の家に40~50分ほどで到着します。

 

 

せっかくカーナビがあるのに、どうして

使わないの?と女房が聞くとナビを見ると

かえって運転に、集中できなくなりそうで

怖いと話しました。

 

 

確かにそれは否定できない。

義母に道をしっかりと記憶してるから

大丈夫だね。と聞くとそうでもないらしい。

 

 

いくつかのポイント、例えば目印になる

看板、お店、その他、目印と

なるものを覚えた。

 

 

それでいつも同じ道で来られるらしい。

 

 

以前ラジオで聞いた話では、脳の「海馬」

と言う領域に場所細胞・頭方位細胞・格子細胞

があり、認知能力のベースとなる「認知地図」

を作り出しているらしい。

 

 

ウエイファインディングは(道を探す力)

と言う意味ですが、私たちの祖先は太古に

狩猟採取集団生活をしていました。

 

 

そんな時、道を探す力は生死に関わる

技能でした。獲物を捕らえるために

その行動を予測し、足跡を読み、追跡し、

帰りの道を記憶する。

 

 

その能力は「海馬」が担ってきました。

だが、道を見つける力が、今日、GPSを

使うことや移動、遊びの制限から

失われようとしています。

 

 

海馬は使わなければ、縮小して行くらしい。

最新の研究から海馬の委縮は、PTSD、

アルツハイマー型統合失調症、抑うつ

のリスクが高まるとの報告もあります。

 

 

現代人では、すでに青年期から海馬が

小さくなってきており、そのため認知、

感情面での障害、問題行動、依存症を

起こしやすくなっていると言われて

います。

 

 

GPS、そしてAIに頼りすぎた生活様式を

1度見直してみたらいかがでしょうか。

 

 

私は明日から、カーナビのセットを

知らない場所に行く目的に

限定して行こうと思っています。

 

いつまでも道を見つけられるために‼

 

 

 

 

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