日本が誇る軽自動車は素晴らしい乗り物
です。燃費が良い上に、走るとターボが
すごく早いしおまけに自動車税まで安い。
しかもEV軽自動車も選べるから日本は
凄い。
ただし、軽トラは乗る人を選ぶ。そんな
クルマが軽自動車トラック、軽トラです。
あまい考えで軽トラ、ダイハツハイゼットに
乗ることとなったのですが、、、、、
実はハイゼットトラックを購入前に女房と
中古の軽トラを見に行く約束をしてました。
販売店のネット画像と現車状態の不安。
走行距離と価格は程度への不安に繋がり、
やはり中古車は難しいと断念しました。
それならば所有のトヨタ車を売却し新車
軽トラにと思い、スズキキャリイと
ダイハツハイゼットをネットで比較して
みました。
最近の軽トラはスタンダードモデルでも
安全装備は充実しています。
スズキキャリイ、ダイハツハイゼットも
価格はほぼ同じ程で約１３０万円くらい。
最終的にダイハツハイゼットにしました。
理由はダイハツ車に乗ったことがないから。
スズキはスイフトスポーツに２年ほど
乗って楽しいクルマだった記憶から今回
あえて初ダイハツ車に決めました。
軽トラの購入は、運転経験もあるし
心配いらない。と思っていたのですが
乗ってみると予想以上ハードな乗り心地。
これはマズイと思った。
先ず感じたのは運転姿勢です。
これはチョット厳しいな。こんな乗り心地
が悪かったかな？
シートは薄っぺらのビニールです。
なので、この冬はお尻が冷たかった。
シートヒーターの有難味がわかる。
着座位置はほぼ垂直で私の身長では腰が
少し折れ曲がる。いや、誰もそうだろう。
その影響は運転中、胃の調子が少し不快に
なってきた。
その解決に座布団を半分、その半分に
折り腰の位置にあてる。その結果胃の不快感
は少なくなりました。
軽トラは乗り心地やパワーなど今まで
乗って来た普通車とは比べられないくらい
悪く、アンダーパワー。
車高の高い目線は今までのスピードを
とても速く感じます。
4WD切替えはとても便利でボタンを
押せば雪道は安定しますが積載物が
無い状態、いわゆる空荷では、トラクション
が低くそれ程凄い走りとは思いません。
雪道で一番困ったのは軽トラの車幅です。
4WDにボタン一つで切替えできるのは
良いのですが、車幅は普通車より狭く
深い轍では安定感がありません。
それでも4WDで車高も高いので
深雪のところでも安心できました。
雪が消えた３月にはようやく軽トラが
役に立つ時が来ました。
実は、我が家は飲料水、食事用の水を
県外のある所へ水汲みに行っています。
20Lのポリタンクをいつも６～７個
車の後部に積んでいました。
私の場合トヨタのヤリスHVで行って
いましたが６個から７個では重量が
120kgから140kgになります。
そのため行くときは普通の車高なのに
帰りは後ろがグッと沈んでしまう。
それはまるでシャコタン車です。
軽トラは140kg積載しても何ともなく
むしろ重量があるほど走行中の跳ねが
無くなり、乗り心地がすこぶる良くなる。
最大積載量350kgは伊達ではない。
軽トラの本来の、使い方をしておらず
本来の使い方もせずに文句を言って
いたと気がつきました。
クルマに長年乗り、１台、１台、思い入れと
関わった思い出が凝縮されています。
このままでは、軽トラの本来の使い方が
できないと感じてきました。
クルマは乗る人の意思や想いを乗せて
私たちをどこまでも運んでくれる相棒
なんです。
軽トラの本来の役割である荷物の運搬を
殆んどしないで乗り心地に不満を持つ
人は軽トラを所有する資格はない。
そう思うようになりました。
軽トラ購入目的は、薪を集める搬入作業
でしたが、私の趣味であるドライブ旅行
には、どうしても無理がある。
「愛車のハンドリング改善」 ⤵
私は軽トラに申し訳ない気持ちも
あって、これからも続くカーライフを
考え、次のクルマへの乗り換えを決意
しました。
軽トラは2人乗りのクルマです。
１人では自分の荷物は助手席に置きます。
2人乗車の場合、2人とも荷物がある時
とても苦労します。
自分の物はサイドブレーキがあるセンター
に置くが、助手席の方は自分の足元か
膝の上に抱えてもらう。
そんな状況は女房に不満と不安を
与えてしまいました。
今回、軽トラを買って感じたことは
軽自動車で荷物を運ぶ必要性がどれほど
あるのか？重量物や大きさや高さのある
物を運ぶ頻度が多い方が軽トラを所有し
使いこなす人であると強く感じました。
日本独自の規格、軽自動車。その中でも
軽トラは都会、農村に関係なく使われる働く
クルマです。
今、アメリカで古い日本の軽トラが凄く
売れているらしい。
以前。アメリカのYouTubeでパトカー
から逃げる軽トラを撮った映像を見たこと
があります。
アメリカは25年経過したクルマには
輸入関税がかからない。
そのため、農場で使われたり、保安部品が
いらないオフロード車としての需要は
年々増加しているみたいです。
しかし、身体の大きなアメリカ人が
軽トラから降りてくる姿を想像すると
チョットおもしろそうです。
日本規格の軽自動車はアメリカでも
低燃費と使い勝手の良さから需要が
高まっているらしい。
いずれ海外から軽トラの買付に
やってくる外国人も増えるのでは？
そんな想像を膨らませています。
今回、軽トラ実力を引き出すことは
できませんでしたが、軽自動車はやはり
日本が生み出した素晴らしいクルマ。
実は次に乗るクルマも軽自動車です。
だだし、納車まで６カ月は待ってとセールス
から聞いています。
次のクルマが納車されるまで軽トラを
大切に乗って行きたい。
次のオーナーにできるだけ綺麗にバトン
を渡す。それを心掛けています。
最後に!!
軽トラで、先日役にたったのが自転車の
運搬でした。乗らなくなったクロスバイク
を売るため、防犯登録解除に近くの
警察に行きました。
その後リサイクルショップで無事に自転車
が売れました。
乗らない自転車を売って、他の方がそれで
新たな移動や楽しみが生まれる。
一役買ったのが軽トラでした。
こんな便利な相棒の軽トラとあと少し
付き合って行こう。
ここまでお読みいただき
ありがとうございました。
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