海から山へ変化したのは気のせい?

目安時間:約 7分

最近体調はどうですか?少し無理が利かなくなりました。

そのせいなのか怒りやすくもなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年齢を重ねることで、今までできた事がちょっとずつ

できなくなって、戸惑う事はありませんか?

 

食欲はそれ程変わりませんが、脂っこいものは避けるように

なってきました。

 

シニアが年齢を感じるようになるのは、やはり今まで

当たり前にできた事が、出来なくなってきた時なのでしょうか?

 

20代、30代のフットワーク良さや切れのある言葉を

聞くと、居場所がなくなって来た事を感じます。

 

シニア世代は会社組織で上下関係を大切にしてきました。

年上の先輩がいれば敬い、自分はまだ教わる人がいる。

頼れる人がいると、その存在感は安心に繋がりました。

 

ある時、周りを見たら自分が最年長になって

教わる人がいなくなってしまいました。

 

同時に自分の居場所はいつまであるのか。と考える。

 

コロナ禍でシニアの同業者と会うと会社の処遇に

愚痴を聞く機会が増えてきました。

 

高齢化社会では定年後の長い時間をどう過ごすか?

とても重要な問題になっています。

 

先が見えず、不安なのはおたがい様みたいです。

 

私はサラリーマンとして40数年働いています。

紆余曲折を繰り返しそろそろゴールが見えてきました。

 

最近考えるのは、身体の老化は仕方がないとしても

精神面や気持ち、気力を維持して行くことが何よりも

必要ではないのか。と考えてきました。

 

営業の仕事を長年してきた私は、昔から県内を色々と

まわり自分のエリアを毎日訪問していました。

 

その担当地区は海辺が近く、漁港もありました。

港町に住む方々の印象は、押し出しが強く。漁師町独特の言葉も

少々荒っぽく感じていました。

 

男性の印象は強い言い回しからもそう感じた。それははにかみもあり

意地悪な印象ではなかった。

 

女性からはちょっとした、何気なく発した言葉には少し圧力を

感じることもありました。

 

狭い県内でも住む場所、地域による方言や言葉の口調で

受け取り方は変わるものなのだと思いました。

 

漁師さんの仕事は毎日危険と隣り合わせです。

危険を丁寧にゆっくり伝えていては危険回避には間に合いません。

 

常に強く、はっきりとした口調で伝える。そんな会話が日常的に

なっているのではないか。後年、その様に思いました。

 

ところで、私は子供の頃から海が大好きでした。

親に連れて行ってもらった海水浴場の楽しい記憶は

海を見ると懐かしく思い出されます。

 

子供が小学生だった頃までは毎年海へ行ってましたが

中学生になってからは親より同級生と行動するようになり

必然的に海に行くことがなくなってきました。

 

そんな時、お得意様で見かけた写真が目に留まりました。

綺麗な山の写真でした。

 

私はお得意様のKさんに会った際に写真のことを聞きました。

Kさんは山で撮った写真で、たまたま良いと思ったので飾ってみただけ。

とのことでした。

 

Kさんは私より10歳ほど年上ですがとても元気でお仕事を

されます。

 

私は遠慮気味に山登りがお好きなのですか?と伺ったところ

「フレイル」って知ってる。と言われ続けてフレイルの予防に

山に登っているとの話でした。

 

「フレイル」は加齢に伴い筋力が衰え、疲れやすくなり

家に閉じこもりがちになる事です。

 

私は、何処の山を登るのですか?とか、往復でどれくらいかかるの

ですか?などインタビュアーになってました。

 

少し彼の話をまとめると10年くらい前に腰痛で病院へ

行き診察を受けたらヘルニアだからと手術を勧められたらしい。

 

しかし、いきなり手術と言われ戸惑った彼は、他の病院で診察を

受けた。そうすると手術をしないならば腰に負担がかかりにくい

運動を勧められたらしいです。

 

ウォーキングを勧められたが診察した医師が山好きだったらしく

自分も低い山ならご一緒したいとお願いしそれから山登りをする

ようになったと伺った。

 

私も腰痛があったのでウォーキングをすることが良いとは感じて

いましたが、それでも山登りとなると装備にはお金もかかるだろうし

考えてみようと思いました。

 

ある日、本屋で山登りの本を手にして思いました。

自分の住んでいるところは幸いにも海だけでなく、山もある。

 

3000m級の本格登山ではなく、Kさんも勧めていた軽登山

トレッキングと称するものにチャレンジすることにしました。

 

先ずは、好日山荘とモンベルをのぞき最初に必要なトレッキング

シューズを調達しました。併せて山に似合う服の上下をそろえて

みました。後はクマ鈴も忘れず買いました。

 

我が家から車で20数分のところにある標高375mの山から

トレッキングを始めてみましたがやはり登りは辛い。

 

心臓バクバクでキツイ有酸素運動と変わりません。

上から2~3人のグループが見えたので待っていると

「こんにちはー」と明るい声。中年女性2人と男性1人

で服装はとてもカラフルでした。

 

そういえば最近、山ガールが増えていると聞いてましたが

山では想像以上に、派手な服を着用することで頑張れる。

モチベーションUPに繋がるのかもしれないと思いました。

 

その後、この山に2~3回登った頃から息苦しさが少なく

なってきました。そして何より山の景色は素晴らしく

はてしない海とは違って、自分の足で到達できる達成感を

感じることが出来ました。

 

海が嫌いになったのではなく、山が楽しいと思えてきました。

iPhoneで撮る写真も良いのですがコンパクトカメラで

この景色を切り取りたい。

 

そんな新しい趣味が増えそうな予感です。

 

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私が管理人の車楽(しゃらく)と申します。
60代になりましたが車好きで音楽好きな私です。
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